DLsite.comの炉系作品が一方的に削除される
昨日ぐらいから同人ソフトダウンロード販売サイトDLsite.comに登録された炉系サークル作品が
一方的に削除される事態が発生している。
同削除されたサークルには、今回の件に付いてDLsite.comよりメールが届いている。
それによると削除は株式会社エイシス(DLsite.com)独自の判断ではなく、上部のコンプライアンス
委員会による決定で、「幼女と判断される恐れのあるもの」は全てダメ、ということらしい。
ちなみに「上部のコンプライアンス委員会」とは恐らくライブドアのこと。
※株式会社エイシスは今年1月下旬にライブドアに20億で買収されている。
詳しくはライブドアのプレスリリース(26頁辺り)を参照。
最近コスプレ写真集ダウンロード販売サイトを新たに開設するなど、ライブドアの影響が大きくなって
きていたが、いよいよ本体にも口を出してきた感じだ。
きっとライブドアのこと、モラルうんぬんより、昨年のプロ野球参入時にエロゲで騒がれたのと同じ
轍を踏みたくない、というのが本音でしょう。
「昨年末の事件後、フィギュア萌え族とか言ってるマスゴミ先導のもと、炉系はダメという傾向が
ますます強くなってきている。
例の法律は施行されていないけど、株問題もあるし、先制して規制し黒歴史にしちゃいましょう」
ってところか(適当な推測ですが、外れてもいないと思う)
何にせよ、そんな下らないことで切られた知り合いのサークルは泣いています。
しかも一方的に契約破棄(サークルだから契約までしていないのか?)して事後承諾とは酷いものです。
#噂だと企業の同人用ブランドの大手サークルには予め連絡があったらしい。
#これが事実だとしたら更に酷い。
・2005/03/20【追記】
サークルに送付された事後説明メールより抜粋。以下に該当する作品が規制対象となっている模様。
■下記表記、表現のある作品
・小学生、中学生、小○生、○学生など
・年齢表記、年齢画像
・ランドセルなど幼女を連想させるもの
■猟奇的作品
・切断及び部分欠損、裂傷の細かい表現
・誘拐において事件性、助長性のあるもの
・虐待において表情が厳しくリアル性のあるもの
・死体、死様、死の賛美、死の助長
・殺人、暴力がリアルなもの
・事件、時事的に類似するもの
・その他社会通念上好ましくない作品
■幼女と判断される恐れのある作品
・作者の画風、デフォルメ等を考慮してもあまりに
幼く見えてしまう場合
・男性に比べて極端に小さい場合
・特に事件性やそれを助長してしまう恐れがあるもの
■版権物
以下略
基準がかなりあいまい。事件性を助長ってどうやって判断するのだろう。
こんなことで形だけ整えるより、成人向け同人作品も商業作品で行っているようにクレジットカードしか
扱わない、または年齢確認を導入するなど、現状の未成年でも成人向け作品が購入出来る仕組みを
先に改善すべき。
ま、どうせモラルを守る為に行ってるわけじゃないから関係ないかも知れないが。
【関連するトピックス】
▼「開店回転開店回転ライ(ry」タイーホの余波はDLsite.comにも影響? (2006/01/24【追記】)
▼DLsite.comの削除作品が再登録される
▼なんか泣けてきた
Posted by minagi at 18:16 |
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)