602(しーぽんカスタム)vs604(球状関節)素体比較とか

今更説明する必要はないでしょうが、602とは60cmオビツボディの旧型番のことで、しーぽんのベースになった素体です。対して604は実際には存在しない型番で、球状関節モデルのことを前記事の箱の型番より、便宜上そう呼ばせて貰っています。 ※現行、新素体の名称などは記事の下の方に書いてあります。 さて、横の画像ですが、トップに縞パン素体画像を貼るわけにもいかないので、その代わりに投入した赤ビスチェさやかです。スタイル的なエロさはやはり・・・ごにょごにょ・・・。 ま、その件は主題と違うので置いときます(^^; ということで、比較記事はこの下です。

602（左）と604（右）
※602のすね部分はしーぽん専用パーツ（通称ドム足）で一般素体のものとは異なります

まずは全身の比較から。
一番に目に付くのはやはり関節部で、特に足は伸ばした状態だと継ぎ目しか見えません。
更にひざの盛り上がりがなくなり、平らになっています（側面画像参照）
後ろから見るともろに球体が見えますが、まあここら辺は好みが分かれるところかも知れません。

全体的にはウェストなど大分絞って出すところはだす、というようにスタイリッシュになっています。
ただＤＤほどバストとヒップを大きくしていないので、人によっては物足りなく感じるところでしょう。
既存のオビツ用60cm服がそのまま着れる範囲でスタイルを改善した可能性はありますね。

胸パーツですが、602の硬質ソフビ製から軟質ソフビ製になっています。
オプションパーツであったソフトバストが、最初から付いてくるようなものですね。
しかも形がこんな風にいい感じになり、乳首装備になりました（*´Д｀）
デメリットとして、きつめの衣装は服に跡が残る場合があり、長期着用は控えなければいけない等ありますが、今回のソフトバストは大歓迎です（笑）
※参考巨乳しーぽん

続いて可動範囲。これは602の方が上です。
従来の２軸関節が外皮の影響を受けないのに対し、１軸の球状関節はかなり干渉します。
この為ひざに関しては手前の602と奥の604でこれだけ差がでます。
必然的に球状関節モデルでこういうポーズは厳しいということになります。
ひじについても同様で、可動範囲が狭まっています。
但し逆方向に曲げた場合のみ、604の方が曲がります（右端画像参照）
もっともこんな逆関節曲げポーズをさせることはありませんけどね。

で、その球状関節ですが結構固くて回す時に「ギリリリ」とうるさいのは、前の記事の通り。
その中で注意しなければならない件、と書いたのですが、実はこの球状関節、軸を押さえながら回す必要があります。
どういう事かと言うと、関節を回しているうちに軸部分が段々とずれてはみ出してくるんですね（右側画像参照）
多分軸棒になる部分がないからでしょうけど、毎回押さえるのはちょっと面倒だったりします。
次のロットで改善されているとよいのですが・・・。それともこれが球状関節の標準的な仕様なのでしょうか？
・2005/11/09【追記】
　某所で言われていたけどずれるのは仕様なのね。それで可動範囲も広がると・・・。勉強になりました(^^;
・2005/11/10【追記】
　オビツの正式発表キター。って私が文句付けた部分は特許申請中のスライド機構ですか（自分に笑）
　にしてもひざ関節、任意にスライドさせるにしてはあまりに固いので、戻す時に外皮と擦れて気を揉みました。
　緩かったら保持力がなくなる、ってのも判るので調整が難しいところなのでしょうね。

こちらは見ての通りの足先です。
特に問題とかではなく、指が妙にリアルになったと、ただそれだけです。
個人的には602の方が好みなのですが・・・。

そんなわけで、いい加減な比較レビューを終わります。
ちなみに球状関節以外の新素体としてノーマル、ソフトボディＡ・Ｂが出るようですが、ノーマルとソフトボディＡは従来の601・602型と一緒で、型番と名称が変わっただけです。
ソフトボディＢ（603型）が球状関節と同じスタイル、バスト改善型で、関節のみ従来型と同じものになっています。
スタイルと広い可動範囲を求めるなら603型、ひざ・ひじの見た目、球状関節にこだわりがあるのなら604型ってところでしょうか？

【関連するトピックス】
▼巨乳球状関節化なしーぽん
▼しーぽんを球状関節化

【しーぽんレビューサイトリンク】
▼地下60センチ
▼しーぽんとの邂逅 (ドール大好き歩行者天国(－ キ ク ハ セ －))
▼■片瀬志麻　６０ｃｍドールフィギュア　レビュー (たいたんnoページ)
▼ごきげんよう。

【関連するリンク】
▼60cmオビツボディ　--カスタマイズ可能なオビツドール (ゆめ画材) (新素体のカタログを見ることが出来ます)
▼オビツ製作所
▼ドルフィードリーム (ボークスWEBサイト / VOLKS INC.)