RFIDは幼女を守る切り札になるのか?
「女児に「パンツちょうだい」22歳男逮捕」 (from nikkansports.com、カトゆー家断絶経由)
友人と待ち合わせをしていた小学校低学年の女児に「写真撮ってもいい?パンツをちょうだい」と声を掛け、2日後にも同市内で、別の女児2人に「パンツをちょうだい」「どんなパンツはいてるの」などと声を掛けた疑い。
とにかく理性を保てない奴多過ぎ。こんな事件が続発するから
「ICタグで児童守れ、新システム実験へ…NTTデータ」 (from YOMIURI ON-LINE)
当然こんな流れも出てくるわけで。
ただこれ、システムのセキュリティ、また児童のプライバシーの問題については全く触れられていない。
アメリカでは既に
「米小学校、RFIDを使った児童監視システムを廃止--保護者などの反対を受け」 (from CNET Japan)
という事例がある。
RFIDを採用した事情が異なるので単純に比較は出来ないが、果たして学校関係者、保護者がこれらの
事情も理解した上で、この計画に賛同したのかは怪しい。
例えばこのシステムを利用し、児童の行動範囲をトレース、それを分析すれば友人関係を把握する
ことも可能になる。
悪友と付き合わせたくないと思う親もいるだけに、これはありうることだ。
またセキュリティ面にしても、悪意のある第三者に利用された場合、ピンポイントで子供を誘拐する
ことも可能になってしまう。
個人的にはセキュリティ、個人情報の扱い、運用面について再確認した上で、この実験に望んで
貰いたいところだが、さて、どうなるのでしょうね。
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Posted by minagi at 7:28 |
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