ハイパーファミリーのONUはGbitLAN対応品か?
本日からNTT東日本においてBフレッツの「ハイパーファミリータイプ」の提供が開始された。
「Bフレッツ ハイパーファミリータイプ」の提供開始等について (NTT東日本ニュースリリース)
このサービス、「SOFT BANK BBのギガビービー」に対抗したもの、というのはすぐ判ると思うが、
実はもう一つの役割がある。
それは既存ニューファミリータイプユーザーのリプレース。
ハイパーファミリータイプの月額利用料がニューファミリータイプと同じことからもそれが伺える。
(参考)「Bフレッツ」提供メニュー
これは同じ料金ならハイパーに移行しないと損ですよ、と言っているようなもの。
昔ファミリータイプユーザーがニューファミリータイプに移行させられた時と全く同じだ。
この件については、Bフレッツを初期のころから導入している「山崎潤一郎」氏のblog
でも触れられている。
私もほぼ同意見。やり方が嫌らしいし、メリットもあまりないので静観するのが正しいと思う。
ただハイパーで使われていると思われるGE-PONについて、NTT関連で気になる記事がある。
開発は,標準仕様の実装のほかに,帯域をダイナミックにユーザーに割り当てる「DBA」(dynamic bandwidth allocation)という機能やセキュリティ確保機能など標準仕様にない機能を作り込んでいるという。また,「工事の事業者やエンドユーザーができるだけ簡単にセットアップできるようなインタフェースの工夫もしている」
【OFC速報】NTTはGビットFTTHの年内開始へ準備万端-日経エレクトロニクスより
これによると経路から宅内までGE-PON対応機器になり、営業戦略上、今はDBA機能で
帯域を100Mに制限して提供している、
将来の上位サービスも安易に既存機器を流用したままDBA機能で1Gまで可能である、
とみることも出来る。まあこれは推測であり、かなり希望も入っていますが。
しかしGE-PON方式になるのは間違いないなく、ONUも対応の新しいものになるはずです。
こうなると家の場合(※後述)ハイパーに乗り換えるメリットが出てくるので、困ってしまいます。
NTTの罠に嵌るのは嫌いだが、何故か調子の悪い「OPT-GFive」を抱えるユーザーとして、
相性問題も解決、GbitLANのWANにも対応で一石二鳥、という可能性は捨てがたい。
ということで、私はとりあえず先行ユーザーのレポートを待つことにします。
※OPT-GFiveを買ったまではよかったが、色々と問題が・・・。
詳しくは下のトピックスを参照して下さい。
【関連するリンク】
▼NTT東、1Gbpsの回線を共有する「Bフレッツ ハイパーファミリータイプ (Internet Watch)
▼NTT東日本:フレッツ|Bフレッツ ハイパーファミリータイプ (NTT東日本)
▼山崎潤一郎のネットで流行るものII
【関連するかも知れないリンク】
▼KDDI、「KDDI光プラス」に戸建て向け1Gbps回線共有プランを追加 (Internet Watch)
【関連するかも知れないトピックス】
▼結局同じ
▼OPT90は最強
▼なんだかね
▼初期不良?
▼買ってしまった
Posted by minagi at 19:54 |
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